フジテレビの日曜朝に放映されている、その道のプロたちの座談会「僕らの時代」
今回、今回の僕らの時代では声優特集という事で、野沢雅子さん、田中真弓さん、山寺宏一さん(山ちゃん)の超大御所声優がそろってのスペシャルトークでしたので、声優ってどんな仕事なのか?
どんな思いでアニメを作ってるのかなどをまとめてみました(/・ω・)/
僕らの時代【声優】の出演者のプロフィール
野沢雅子・田中真弓・山寺宏一が「ボクらの時代」で声優業を語るhttps://t.co/wqKXr8kgJd
— コミックナタリー (@comic_natalie) July 22, 2019
僕らの時代の出演声優のプロフィールをさらっとまとめてみました!!
野沢雅子
子供のころから劇団で演技をしていて、高校の時に日本で初めての洋画吹き替え作品で、少年役を演じたことで、アニメ、吹き替え作品の少年役に女性を使うことが採用される。
代表作:ドラゴンボール 孫悟空、ゲゲゲの鬼太郎 鬼太郎
田中真弓
18歳になったらNHK連続テレビ小説のヒロインに抜擢されるという思いで、新劇の事務所のオーディションを複数けた結果、テアトルエコーだけで合格。その後23歳で声優デビュー
代表作:天空の城ラピュタ パズー、ワンピース ルフィ
山寺宏一
学生時代落語研究会に所属していて、しゃべることで生きていけないかと考えた結果、俳協の声優養成所に入所。23歳で声優デビュー。
代表作:カウボーイビバップ スパイク、新世紀エヴァンゲリオン 梶
野沢雅子はどうして疲れない?
[ad#co-2]野沢雅子先生128歳まで現役宣言。
締めで「今日も素晴らしい一日を」と言われると頑張るしかない気になってくるな。#ボクらの時代 pic.twitter.com/yTk5GtOzuJ— 赤羽のマザー (@an_shida) July 27, 2019
野沢さんは今まで疲れたことがないということで、夜中に起こされても即座にかめはめ波が打てるくらい元気だという事、128歳まで生きるという事を明言しているくらい元気なのがわかりますね。
対して元気の塊のようなワンピースのルフィを演じている田中真弓さんは「朝が早いと。。」「腰が、声が、膝が!」など体の不調を感じているようです。
田中真弓は性別不明のルフィおばちゃん
「子供?大人?男?女?」と近所の子供に聞かれ回答に迷ってしまうことがあるみたいですw
その結果子供からルフィおばちゃんと呼ばれるようになってしまっているらしいです。
野沢さんは夜のコンビニでたむろしている中学生から「おかえりなさい!悟空さん!」と言われるみたいですw
同じ声優でも大御所となると、周りの子供からのなつかれ方もすごいですね!
山ちゃんは音響いらず。笛でセリフをしゃべらされるw
ポリスという洋画で、山ちゃんが演じたキャラクターはしゃべらず、笛だけでセリフをしゃべるように言われたみたいです。
普通なら笛の音は音響さんが収録してくれるものですが、山ちゃんの場合は実際に笛を加えさせて収録に臨むように言われたみたいです。
しかし、収録時に笛を忘れてしまい、現場では笛の音を自分で出して収録したみたいです。
声優業界の礼儀事情
田中さんの体験談「どの業界での礼儀は大切」
収録現場でディレクターが話してくれている間に足を汲んでいる新人がいた際に、大平透さん(笑うセールスマンの潜呂福造)が新人の足をはたいて、「しゃべってるんだから、ちゃんと聞け」と指示を出してくれていたみたいです。
野沢雅子の体験談「機転を利かせる」
収録現場で新人がセンターの関に座っていた際に、レギュラーの声優が来て「そこ、俺の席」という事を言っていたことがあるみたいです。
その時、野沢さんがそのレギュ―ラー声優に「俺の席って、、その席買ったの??」と助け船を出してあげたそうです( ゚Д゚)
主役はセンターに座ったほうがいいですが、新人ならドアの近くか隅に座るのが今だと養成所でも教えてくれる礼儀ですね!
でもそれより、野沢さんの機転の利かせ方がすごいですね。
田中真弓はサンリオのオーディションにすべて落とされている
声優はどんなベテランもオーディションで合格しないと出演できませんが、田中真弓さんはディズニーのオーディションに1回も受かったことがないみたいです。
ディズニーだけではなく、サンリオのオーディションにもすべて落とされているみたいで、もはや恒例行事になってしまっているみたいです。
忘年会など呼ばれて「オーディション女王の田中真弓」としても通っているみたいです。
野沢雅子は鬼太郎をやりたい
現在の鬼太郎と言えば沢城みゆきさん、目玉の親父と言え野沢さんでコンビですが、野沢さんは元は鬼太郎を演じていたので、収録現場で、鬼太郎のセリフを野沢さんが読んでしまうことが度々あるみたいです。
「野沢さん、鬼太郎やらせていただいてもいいですか?」とそのたび沢城さんから聞かれているみたいです。
ワンピースと相性が悪かった山ちゃん
トラファルガーローの恩人のコラソン役で出ている山ちゃんですが、それまでにも何回かワンピースのオーディションには参加していたみたいで、落ち続けていたみたいです。
尾田先生の中ではコラソンをやらせるために落としていたのでしょうか?
声優の表現で監督の演出も成長する
田中さんがワンピースのアラバスタ編でルフィのセリフでビビに囁くシーンがあった際に、
音響的には交戦中の音を入れてその中でルフィのセリフを入れたかったので、耳元で囁けばいいだけのセリフを大声を出して欲しいと頼まれたそうです。
しかし田中さん的にはビビとの距離感を優先したほうが、味が出るという事であまり、声を100%まで出さないで行った結果、実際のオンエアでは交戦中の音などをすべてなくしルフィの囁く声だけ採用されたみたいです。
声優の表現で、監督の演出プランを超えることもあるみたいですね。
山ちゃんに「は?」と言わせた声優
アニメの収録現場は外画よりも表現を大きくしないとアニメの絵に負けてしまい、見ていると違和感が出るとよく言われています。
その為、私生活ではないような感情表現激しいことが多いのですが、ジブリ作品や新海監督作品を見てもわかるようにリアルを追求したような表現も増えてきています。
山ちゃんがまだそのことを知らなかった時期に収録現場でも隣の声優がものすごく小さい声で演じていて、
隣にいても聞こえないため「はっ?」と言ってしまったそうです。
はっ?と言われた声優は林原めぐみさんだったらしいので、おそらくエヴァの収録の時かもしれませんねw
野沢雅子はマイクを破壊する
野沢さんは収録時に使っていたガンマイクを大声一言で破壊してしまったことがあるみたいです。
スタジオの一番後ろまで下がって収録をしたみたいですが、壊れてしまったので、声優の声圧の強さがわかりますね!
アニメの力が医療を超える?
孫悟空のファンの入院中の子供の余命がドラゴンボールの映画の公開まで持ちそうにないということで、少年のお父さんから野沢さんあてに息子宛にサインをもらえないかと手紙が届いたそうです。
野沢さんは色紙の代わりに「映画館に見に来いよ」と音声を送ったそうで、その少年は映画を見ることが出来、その翌日に亡くなったという事があったみたいです。
その際に少年を担当していた医師からの手紙が添えられており、
生きさせようとしてやって、勉強してやってるんだけど、それも出来なくて。
アニメの力って、何なんでしょう。僕には知らされました。」
ワンピースのルフィの後継声優は誰?
https://twitter.com/s_a0621/status/1155246972615311361?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1155246972615311361&ref_url=https%3A%2F%2Fkininarunomori.com%2F1150.html
ワンピースは今年で20周年ですが、7年目のころから尾田先生から「あと10年続きます」という事を言われていたみたいです。
しかし田中さんの年齢的に後継者決めておいた方がいいんじゃないかと、いう事を尾田先生に相談したところ、「田中さんが認めた声優ならスタッフもファンもみんな認めてくれと思います」という事を言われたそうです。
そのことを息子に相談したところ「野沢雅子さんしか考えられない」と言ったそうですw
その答えに野沢さんは「真弓。やるよ」と答えたそうです(∩´∀`)∩
でも実際ルフィを他の人がやるというのは正直考えられないので、、尾田先生お願いしますという感じですねw
まとめ
今回は僕らの時代の声優についてまとめさせていただきました!
声優のやりがいやアニメの力などは目には見えませんが、見ている人に力を与えられる仕事をやりたいという人が増えているのは当たり前かもしれませんね(。-`ω-)
今後とも声優に励みましょう!
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