外郎売全文暗記は声優滑舌の必需品!覚え方やふりがなと意味

声優の滑舌の必需品といわれるのが外郎売ですね!

まぁなれると1回3~4分ほどで見なくても読めてしまうのですが、

でもたまに暗記間違えていたり、意味が分かっていないでだーっと読んでいるだけの人がいたりします○

今回は声優になるなら絶対暗記必須の外郎売の全文や意味や覚え方についてご紹介させていただきたいと思います(/・ω・)/

画像まちにしてみましたが、まちが野菜売るところのシーンがなんとなく外郎売的にあってるかなと思って

適当に選んでますw

外郎売とはなに?

「外郎売(ういろううり)の読み方と意味です」
外郎売(ういろううり)は、享保3年(1718年)正月、江戸森田座の『若緑勢曾我』(わかみどり いきおい そが)で

二代目市川團十郎によって初演された歌舞伎十八番の一つです。

俳優や声優などの養成所、アナウンサーの研修等で暗唱、発声練習や滑舌の練習に使われています。

引用先によって、漢字の読みやアクセントは何種類かありますし、言葉の解釈が結構あり、

それはその教える講師の考え方によるところ○

ぶっちゃけ対応力を上げる練習にもなるので、種類は複数パターン覚えておくのがいいでしょう(‘ω’)

(一粒=「いちりゅう」「ひとつぶ」「健やかに成って・健やかに成りて」

舌=「した」「ぜつ」

唇=「しん」「くちびる」などなどですね)

外郎売の全文とふりがな

(本文と読み)

拙者親方と申すは、御立会の内に御存知の
(せっしゃおやかた)と(もう)すは(おたちあい)の(うち)に(ごぞんじ)の

御方も御座りましょうが御江戸を発って二十里上方、
(おかた)も(ござ)りましょうが(おえど)を(た)って(にじゅうりかみがた)、

相州小田原一色町を御過ぎなされて青物町を
(そうしゅうおだわらいっしきまち)を(おす)ぎなされて(あおものちょう)を

上りへ御出でなさるれば、欄干橋虎屋藤右衛門、
(のぼ)りへ(おい)でなさるれば、(らんかんばしとらやとうえもん)、

只今では剃髪致して圓斎と名乗りまする。
(ただいま)では(ていはついた)して(えんさい)と(なの)りまする。

元朝より大晦日まで御手に入れまする
(がんちょう)より(おおつごもり)まで(おて)に(い)れまする

此の薬は、昔、珍の国の唐人外郎と 云う人、
(こ)の(くすり)は、(むかし)、(ちん)の(くに)の(とうじんういろう)と(い)う(ひと)

我が朝へ来たり帝へ参内の
(わ)が(ちょう)へ(き)たり、(みかど)へ(さんだい)の

折から此の薬を深く込め置き、
(おり)から、(こ)の(くすり)を(ふか)く(こ)め(お)き、

用うる時は一粒ずつ、冠の隙間より
(もち)ゆる(とき)は(いちりゅう)ずつ、(かんむり)の(すきま)より

取り出だす。依ってその名を帝より「透頂香」と
(と)りい(だ)す。(よ)ってその(な)を、(みかど)より(とうちんこう)と

賜る。即ち文字には、頂き・透く・香と
(たまわ)る。(すなわ)ち(もんじ)には、(いただ)き・(す)く・(におい)と

書いて、透頂香と申す。只今では此の薬、
(か)いて、(とうちんこう)と(もう)す。(ただいま)では(こ)の(くすり)、

殊の外、世上に広まり、方々に偽看板を
(こと)の(ほか)、(せじょう)に(ひろ)まり、(ほうぼう)に(にせかんばん)を

出だし、イヤ小田原の、灰俵の、さん俵の、
(い)だし、 いや(おだわら)の、(はいだわら)の、さん(だわら)の、

炭俵のと色々に申せども、平仮名を以って
(すみだわら)のと、(いろいろ)に(もう)せども、 (ひらがな)を(も)って

「ういろう」と記せしは親方圓斎ばかり。
「ういろう」と(いた)せしは、(おやかたえんさい)ばかり。

もしや御立会の内に、熱海か塔ノ沢へ湯治に
もしや(おたちあい)の(うち)に、(あたみ)か(とう)の(さわ)へ(とうじ)に

御出でなさるるか、又は伊勢御参宮の折からは、
(おい)でなさるるか、(また)は、(いせごさんぐう)の(おり)からは、

必ず門違いなされまするな。御上りなれば右の方、
(かなら)ず(かどちが)いなされまするな。(おのぼ)りならば(みぎ)の(かた)、

御下りなれば左側、八方が八つ棟、
(おくだ)りなれば(ひだりがわ)、(はっぽう)が(や)つ(むね)、

面が三つ棟、玉堂造、破風には菊に
(おもて)が(み)つ(むね)、(ぎょくどうづくり)、(はふ)には(きく)に

桐の御紋を御赦免あって、系図正しき
(とう)の(ごもん)を(ごしゃめん)あって、(けいずただ)しき

薬で御座る。イヤ最前より家名の自慢ばかり
(くすり)で(ござ)る。いや(さいぜん)より(かめい)の(じまん)ばかり

申しても、御存知無い方には正真の胡椒の
(もう)しても、(ごぞんじな)い(かた)には、(しょうじん)の(こしょう)の

丸呑み、白河夜船、されば 一粒食べ掛けて、
(まるの)み、(しらかわよふね)、さらば(いちりゅうた)べ(か)けて、

その気味合いを御目に掛けましょう。先ず此の薬を、
その(きみあ)いを(おめ)に(か)けましょう。(ま)ず(こ)の(くすり)を、

斯様に先ず此の薬を、斯様に一粒舌の
(かよう)に(ま)ず(こ)の(くすり)を、(かよう)に(ひとつぶした)の

腹内へ納めますると、イヤどうも言えぬわ、
(ふくない)へ(おさ)めますると、いやどうも(い)えぬわ、

胃・心・肺・肝が健やかに成りて、
(い)・ (しん)・ (はい)・ (かん)が (すこ)やかに (な)りて、

薫風喉より来たり、口中微涼を生ずるが如し。
(くんぷうのんど)より (き)たり、( こうちゅうびりょう)を

魚・鳥・茸・麺類の
(うお)・(とり)・(きのこ)・(めんるい)の

食い合わせ、その他万病即効在る事神の如し。
(く)い(あ)わせ、その(ほかまんびょうそっこうあ)る(ことかみ)の(ごと)し。

さて此の薬、第一の奇妙には、
さて(こ)の(くすり)、(だいいち)の(きみょう)には、

舌の廻る事が銭ごまが裸足で逃げる。
(した)の(まわ)る(こと)が(ぜに)ごまが(はだし)で(に)げる。

矢も盾も堪らぬじゃ。そりゃそりゃそらそりゃ、
(や)も(たて)も(たま)らぬじゃ。

廻って来たわ、廻って来るわ。アワヤ喉、
(まわ)って(き)たわ、(まわ)って(く)るわ。あわや(のんど)、

さたらな舌にか牙さ歯音、はまの二つは
さたらな(ぜつ)に(かげ)さ(しおん)、はまの(ふた)つは

唇の軽重。開合爽やかに、
(くちびる)の(けいちょう)。(かいごうさわ)やかに、

アカサタナハマヤラワ、オコソトノホモヨロヲ。一つへぎへぎに、
あかさたなはまやらわ、おこそとのほもよろを、(ひと)つへぎへぎに、

へぎ 干し・はじかみ、盆豆・盆米・盆牛蒡、
へぎ(ほ)し・はじかみ、(ぼんまめ)・(ぼんごめ)、(ぼんごぼう)。

摘蓼・摘豆・摘山椒、書写山の社僧正。
(つみたで)・(つみまめ)・(つみざんしょう)、(しょしゃざんのしゃそうじょう)

小米の生噛み、小米の生噛み、こん小米の
(こごめ)の(なまが)み、(こごめ)の(なまが)み、こん(こごめ)の

こ生噛み。繻子・緋繻子、繻子・繻珍。
こ(なまが)み。(しゅす)・(ひじゅす)、(しゅす)・(しゅちん)。

親も嘉兵衛、子も嘉兵衛、親嘉兵衛・子嘉兵衛、
(おや)も(かへい)、(こ)も(かへい)、(おやかへい・こかへえ)、

子嘉兵衛・親嘉兵衛。古栗の木の古切り口。
(こかへいおやかへえ。)(ふるくり)の(き)の(ふるき)り(くち)、

雨合羽か番合羽か。貴様の脚絆も革脚絆、
(あまがっぱ)か、(ばんがっぱ)か。(きさま)の(きゃはん)も(かわぎゃはん)、

我等が脚絆も革脚絆。尻革袴の
(われら)が(きゃはん)も(かわぎゃはん)。(しっかわばかま)の

しっ綻びを、三針針長にちょと縫うて、。
しっ(ぽころ)びを、(みはりはりなが)にちょっと (ぬ)うて、

縫うてちょとぶん出せ。河原撫子・野石竹、
(ぬ)うてちょっとぶん(だ)せ。 (かわらなでしこ)・(のぜきちく)、

野良如来、野良如来、三野良如来に六野良如来。
(のらにょらい、のらにょらい、 みのらにょらい)に(むのらにょらい)。

一寸先の御小仏に御蹴躓きゃるな、
(いっすん)の(おこぼとけ)に、(おけつまず)きゃるな、

細溝にどじょにょろり。京の生鱈、奈良生真名鰹、
(ほそみぞ)にどじょにょろり。 (きょう)の(なまだら)、(ならなままながつお)

ちょと四五貫目。御茶立ちょ、茶立ちょ、ちゃっと立ちょ。
ちょっと(しごかんめ)。(おちゃた)ちょ、(ちゃた)ちょ、ちゃっと(た)ちょ 。

茶立ちょ、青竹茶筅で御茶ちゃっと立ちゃ。
(ちゃた)ちょ、(あおたけちゃせん)で(おちゃ)ちゃっと(た)ちゃ。

来るわ来るわ何が来る、高野の山の御柿小僧、
(く)るわ(く)るわ(なに)が(く)る、(こうや)の(やま)の(おこけらこぞう)

狸百匹、箸百膳、天目百杯、
(たぬきひゃっぴき)、(はしひゃくぜん)、(てんもくひゃっぱい)、

棒八百本。武具、馬具、武具馬具、三武具馬具、
(ぼうはっぴゃっぽん)。(ぶぐ)、(ばぐ)、(ぶぐばぐ)、(みぶくばぐ)、

合わせて武具馬具、六武具馬具。
(あ)わせて(ぶぐばぐ、むぶくばぐ)。

菊、栗、菊栗、三菊栗、合わせて菊栗、六菊栗。
(きく、くり、きくくり、みきくくり、あ)わせて(きくくり、むきくくり)。

麦、塵、麦塵、三麦塵、合わせて麦塵、六麦塵。
(むぎ、ごみ、むぎごみ、みむぎごみ、あ)わせて(むぎごみ、むむぎごみ)。

あの長押の長薙刀は誰が長薙刀ぞ。
あの(なげし)の(ながなぎなた)は、(た)が(ながなぎなた)ぞ。

向こうの胡麻殻は、荏の胡麻殻か真胡麻殻か、あれこそ本の真胡麻殻。
(むこうのごまがらは、えのごまがらか、まごまがらか、あれこそほんのまごまがら)。

がらぴぃ、がらぴぃ風車。起きゃがれ  子法師、
がらぴぃ、がらぴぃ(かざぐるま)。(お)きゃがれ(こぼし)、

昨夜も溢してまた溢した。
(ゆんべ)も(こぼ)して、また(こぼ)した。

たぁぷぽぽ、たぁぷぽぽ、ちりからちりからつったっぽ、たっぽたっぽ一丁蛸。
(たっぽ、  たっぽ、 ちりからちりから、すったぽ、 たっぽたっぽいっひだこ)、

落ちたら煮て食お、煮ても焼いても食われぬ物は、
(お)ちたら(に)(くう)を、(に)ても(や)いても(く)われぬ(もの)は、

五徳・鉄灸、金熊童子に、
(ごとく、てっきゅう、かなぐまどうじ)に、

石熊・石持・虎熊・虎鱚。
( いしくま・いしもち・とらくま、とらぎす)。

中でも東寺の羅生門には、茨木童子が
(なか)でも(とうじ)の(らしょうもん)には、( いばらぎどうじ)が、

腕栗五合掴んでおむしゃる、彼の頼光の膝元去らず。
(うでぐりごんごうつか)んでおむしゃる。(か)の(らいこう)の(ひざもとさ)らず

鮒・金柑・椎茸・定めて後段な、蕎麦切り・素麺、
(ふな、きんかん・しいたけ・さだ)めて(ごだん)な、(そばき)り・そうめん、

饂飩か愚鈍な小新発知。
(うどん)か(ぐどん)な(こしはっち)。

小棚の小下の小桶に小味噌が小有るぞ、
(こだな)の、(こした)の、(こおけ)に、(こみそ)が(こあ)るぞ、

小杓子小持って小掬って小寄こせ。おっと合点だ、
(こしゃくしこも)って、(こすく)って、(こよ)こせ。おっと(がてん)だ、

心得田圃の川崎・神奈川・程ヶ谷・戸塚は
(こころえたんぼ)の(かわさき・かながわ・ほどがや・とつかは)、

走って行けば、灸を擦り剥く三里ばかりか、
(はし)って(ゆ)けば、(やいと)を(す)り(む)く(さんり)ばかりか 、

藤沢・平塚・大磯がしや、小磯の宿を七つ起きして、
(ふじさわ・ひらつか・おおいそ)がしや、(こいそのしゅくをななつお)きして、

早天早々、相州小田原、透頂香。
(そうてんそうそう)、 そうしゅうおだわら、とうちんこう)。

隠れ御座らぬ貴賎群衆の、花の御江戸の花ういろう。
(かく)れ(ござ)らぬ、(きせんぐんじゅ)の(はな)の(おえどのはなういろう)。

アレあの花を見て、御心を御和らぎやと言う、
あれあの(はな)を(み)て、(おこころ)を(おやわ)らぎゃあと(い)う。

産子・這子に至るまで、此の外郎の御評判、
(うぶこ・はうこ)に、(いた)るまで、 (こ)の(ういろう)の(ごひょうばん)、

御存じ無いとは申されまいまいつぶり、
(ごぞん)じ(な)いとは(もう)されまいまいつぶり、

角出せせぼうぼう眉に、
(つのだ)せ、(ぼう)だせ、ぼうぼう(まゆ)に、

臼杵擂鉢ばちばちぐわらぐわらぐわらと、
(うす、きね、すりばち)ばちばちぐゎらぐゎらぐゎらと、

羽目を外して今日御出での何茂様に、上げねばならぬ、
(はめ)を(はず)して、(こんにちおい)での(いずれもさま)に、あげねばならぬ、

売らねばならぬと、息せい引っ張り、東方世界の薬の元締、
(う)らねばならぬと、(いきせきひっぱり)、(とうほうせかいのくすりのもとじめ)

薬師如来も照覧あれと、
(やくしにょらい)も(しょうらん)あれと、

ホホ敬って外郎はいらっしゃりませぬか。
ほほぉ(うやま)って、(ういろう)は、いらっしゃりませぬか。

享保三年 二代目團十郎 自作自演

引用元、ダウンロードはこちらか→外郎売のPDF

上の様に下に意味がついているものがほしい場合はメールしてください○

外郎売の現代語訳

私(はこのように薬売りですが、「親方」がおります。

(その、私の)親方と申しますのは(どういう人かと申しますと)、

ここにお立ち合わせになっているみなさんの中にも(私の親方は有名ですから)ご存知のおかたもいらっしゃるでしょうが、

お江戸を出発して上方に向かって二十里(約80㎞)、

相模の国は小田原の、一色町の少し先にいらして「青物町」というところをさらに上方に向かってお行きになると、(その青物町を上にいったところにある店の)

欄干橋 虎屋藤右衛門(というのがわたくしの親方ですが)、

その親方は、いまは髪を剃って僧形になり、名前も変えて円斎と名乗っております。

元旦の朝から大晦日まで、みなさまのお手に入るようにいたしますこの薬は、

昔、珍の国からきた外国人である外郎という名の人が我が国へ持って来たのでした。

帝に参内したときから、この薬を深くしまい込んだままにして外には出さず、

薬を自分の帽子の中に入れて置いて 使うときは一粒ずつ頭との隙間から大切に取り出すのでした。

その様子から、帝からその薬の名を「透頂香」と付けていただきました。

つまり、文字であらわすと、「頂き」「透く」「におい(香り)」と書いて(その名を)「とうちんこう」といいました。

(このように由緒正しい薬なのですが)現在はこの薬の存在は、たいへんに世間で有名になり、

あちこちに(本物でない薬が)にせ看板を出し、

いやもう、(ういろう本舗のある)小田原(産)だの 灰俵だの さん俵だの 炭俵 だのと

いろいろに(そのにせ商品の名前や由来を)呼んでいますが、

ひらがなを使って「ういろう」と商品名を書いているのは(わたくしの)親方、円斎(虎屋籐右衛門)だけです。

もしも、ここに居あわせておいでのかたの中に、熱海か塔ノ沢(箱根)へ湯治にお行きになるか、

または伊勢まいりにおいでになる機会がございましたら、そのときは、絶対に入る店をお間違えになってはなりませんよ。

(上方に)お上りになるとしたら、道の右のほうに、江戸にお下りになるのでしたら、道の左側(にその店はございます)。

八方に八つの棟があり(屋根の三角が、正面に三つ、裏面に三つ、左右の側面にひとつずつ、計八個あるのです)、

正面側は三つ棟が見えて、それはりっぱな御殿風の造りで、

屋根の合わせ目のところの飾りには菊の御紋と桐のとうの御紋を使うことについて(帝から)御赦免があります。

いや、さっきから、「ういろう」の店がいかに名家であるかの自慢ばかり申し上げても、

「ういろう」をご存じないかたには、なんのありがたみもなく、

まさしくそれは胡椒を丸飲みすると辛さがわからないようなもの、

または「白川夜舟」の例えのごとく、眠ったまま名所を通り過ぎて気付かないようなものです。

ていうか「白川夜舟」の場合そもそも京に行ってませんが。

であるなら、薬を一粒ちょっと食べて(飲んで)みせて、その効き方の様子をみなさまにお目にかけましょう。

まず、この薬を、このようにひと粒舌の上にのせまして、薬を飲み込んでお腹の中に納めてしまいますと、

いや、どうにも口では説明できないほどすばらしいことには、

胃、心臓、肺、肝臓の調子がよくなって、さわやかな香りの風がのどの奥より出てくるのです、

そして口の中は涼しい風が起ったようなかんじになるのです。

魚や鳥、茸類、麺類の食い合わせでおこる体調不良体調不良、

そのほか、よろずの病にすばやい効き目があることは、まるで人知を越えた不思議な存在のようであります。

さて、この薬ですが、まずいちばんはじめのすばらしい効き目としては舌が回るということが、

(同じ回るものである)銭独楽(こま)が、とてもかなわないと裸足で逃げ出すほどよく回るのであります。

ひょいと(軽い感じで)舌が回り始めると、矢や盾で武装していてもたまったものではない(止めることはできない)のです。

そりゃそりゃ そらそりゃ 舌が回ってきたぞ 舌が回って来たぞ。

ちょっと知識をひけらかすことになってしまって恐縮ですが、「あ・わ・や」は「」でございます。

「さ・た・ら・な」は「」で、「か」は「」、「さ」は「 」、「は(ファ)・ま」の二つは唇の加減で声を出す

「」でございますが、この薬を飲みますと、言葉を発するのも軽やかに、聞き取りやすくなってまいります。

それ「あかさたなはまやらわ」「おこそとのほもよろを」。

へぎ(薄く削った板)の上にへぎ干し(欠き餅)とはじかみ(生姜) 。お盆に供える豆と米とごぼう。

摘んだばかりの蓼(タデ)と摘んだ豆と摘んだ山椒、書写山、小米、繻子(ツヤツヤした絹織物)、ひじゅす(朱色の繻子)、繻珍(色とりどりに織った繻子)、

番合羽、旅に出る時に脚の脛にまいた布、皮袴のほころびを三針ばかり縫って表に飛び出せ、

河原撫子(ナデシコの別称)、石竹(中国産のナデシコの一種)、野良如来(野に置いてある如来像)三つの如来、六つの如来。

一寸先の小さな仏像にお躓きなさるな、細い溝に泥鰌がニョロリ、

お茶を立てろ茶を立てろ、ちゃっと(早く)立てろ。青竹の茶筅でお茶を早く立てろ。

高野山、おこけら小僧、お茶碗、菊栗菊栗三(ミ)菊栗、合わせて菊栗六(ム)菊栗、麦ごみ麦ごみ三(ミ)麦ごみ、合わせて麦ごみ六(ム)麦ごみ、あのなげしの長薙刀は誰(タ)が長薙刀ぞ。

向こうのごまがらは荏(エ)の胡麻殻か眞(マ)胡麻殻か、あれこそほんの眞胡麻殻。

なげし長押、荏の胡麻、(風車の廻る音)、起き上がりこぼしと、起きやがれ小法師、

小法師は子供で夕べも今日も寝小便をこぼした。だからエエイ早く起きねえか! (鼓を叩く音)

落ちたら煮て食え。煮ても焼いても食われぬものは、五徳、鉄きう(テッキュウ)、

かな熊どうじに、石熊、石持、虎熊、虎ぎす。羅生門の茨木童子はゆでた栗を五合ほど掴んで食べている。

源頼光は渡辺綱(つな)・坂田金時・占部季武・碓井貞光の四人を従えて大江山の茨木童子を退治。

鮒はつなで渡辺綱、きんかんは坂田金時、椎茸はすえたけで占部季武、さだは貞で碓井貞光。

メインの食膳の後のデザートは、そば・そうめん・うどんだ。

こ新新撥知は入門早々の坊さんで未だ使えないから愚鈍だ(うどんとの調子合わせ)。

棚の下の桶に味噌があるぞ杓子持って掬ってよこせ。

おっとがってんだ、心得た、そのたんぼのある川崎、神奈川、保土ヶ谷、戸塚の間は走っていけば「やいと」をすりむく「三里ばかりの距離」くらいに感じられるぞ。

藤沢(宿)、平塚(宿)を通り過ぎ、大忙しで大磯や小磯の宿を午前4時に起きて早朝に宿を発ってきた、相州小田原の透頂香。

この世の中にこの商品が隠れている場所はありません(知らない人はいないすばらしい商品です)。

身分の高いひとも低いひともたくさん集まっている、

華やかな花のお江戸の盛りの花のように全盛の「花ういろう」、

(花のお江戸の、その花ではありませんが)あれ、あそこにある花を見て、

そのお心をなごやかになさいませなという、(そのように「お(やわら)ぎゃあ」と泣く)新生児や乳幼児にいたるまでが、

ご存じないとは申されまい、まいまいつぶり、角出せ、棒出せ、ぼうぼう眉に、はめをはずして、

今日ここにおいでのいずれもみなさまに、さしあげなければならない、

ていうか売らなければならない、という気持ちで、力をこめ、うんと気を張って、

東方浄瑠璃光世界の主にして、衆生の病苦を救う薬師如来。薬の効力の源である薬師如来も

(この「透頂香」のすばらしさを)はっきりとご覧あれと、(薬師如来も、お立ち会いの皆様も)敬って、

申し上げます。ういろうは、お入り用ではございませんか!!

外郎売の覚え方

これ長くて覚える時間あったら正直アニメ見てください!って言いたくなってしまうし

僕も師匠には1分1秒アニメ見てろ!といわれましたね(´・ω・`)w

でもこれ覚えなくちゃいけないじゃないですか?

じゃあどうするのか??

隙間時間で死ぬほどやって ください。

隙間時間の作り方に関しては

電車の中やトイレの中、

電車の中でマスクして口もごもごしまくりましょう○

周りに不審がられても気にすることはありません(気にならなくなります(;・∀・))

そして覚えるまでは1日で最低10回はやりたいですね。

アニメのアテレコの練習するときのコツをつかむ感覚と同じなのですが、

初めのほうは1日でワンシーンだけ100回とか200回とか普通にやっていました○

その感じで覚えるまでは死ぬほどやってください○

覚えてからが重要!「逃げ恥」の恋ダンスを取り入れてみる○

外郎売を滑舌をとらえるというのも肝心なのですが、

これもう一つ使い方があってですね~

リズムの呼吸をつかむのに最適 」なんです(=゚ω゚)ノ

①はじめはストレートにういろう売ってるでてきなね○

バイトで家電量販店やスイーツ販売をやっている読み込み感覚でやるっていうのが定番ですね(*’ω’*)

②BGMに合わせて読む練習

これが結構重要で、セリフの間や相手の呼吸に合わせる演技の時に最適な練習方法になります○

今だと逃げ恥のED、星野源さんの「恋」のリズムとか(ダンスしてもいいですよw)

本家の動画が消されてたのでツイッターでみなさんやってるの拝借w

まぁアイドル声優なら歌もダンスも大事なんでねということで練習楽しくなります(*’ω’*)

そのほかに好きなBGMで読むとテンション上がりますよ○

個人的には頭文字Dのユーロビートなんかに合わせて読んでいた時期もあります(/・ω・)/

ハロウィンのDJ警官的な感じ??

つまらない練習は考え方次第で面白くなりますので

そのほかに何かやられているのか先輩や同期の方に聞いてみるのがいいかもしれませんね!

また今回は逃げ恥がはやっているので出しましたが、

BGMでダンスというよりは体を動かす

例えばリズミカルパントマイムとかでも面白いですね○

 

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まとめ

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まちが笑った~(/・ω・)/!

ということで今回は外郎売の本文と練習方法についてなどご紹介させていただきました。

滑舌だけの練習なら暗記だけでいいのですが、

養成所のレッスンとかで「外郎売一人ずつやって!」

とか言われるとみんななんか真面目に売り始めるんですけど、

BGMかけていいですか?な質問や、いきなりは無理ですが、普段やっていてみんなが普通にやっているところで

踊りながら売ったりすると

ファンタジスタ賞もらえて、養成所の中でも話題になりますよ(/・ω・)/(実体験、もう踊れない)

 

それがきっかけで面白いから収録来てとかもたまにあります○

特技作成方法の話でも紹介しましたが、

声優の特技と自己PRの簡単な作り方3選!所属オーディションで気に入られる

1つのものに特化するというのもいいですが、

2つのものをひっつけて個性または相手の興味をそそれるものはかなりあるので、

相手が見てて楽しんでくれるものは何だろうと意識して練習することにもなり、

声優としての能力も養えるので、普通のことに何を足したら面白くなるかな?

というのを考えながら生きてみてください(/ω\)

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