アニメの仕事に就きたい!
そんな時に思い浮かぶこととしてはやはり1番に声優、2番目にアニメーター、3番目に監督という感じですが
声優の現場や音響効果、演出やキャスティングに関してまで幅広く声優側に接している
音響監督という仕事があります○
今回はその音響監督のあれこれについてご紹介させていただきたいと思います○
音響監督とは?
アニメの音響監督というのは、簡単に言うと
声優さんたちがアニメのキャラクターに声を吹き込む「アテレコ現場」でディレクターを務めるひとのこと です。
副調(サブ)の宅に座って、マイクでスタジオ(俗に“金魚鉢”とも呼ばれます)の声優さんたちに指示をするのが主な仕事で
別名でディレクター、監督、演出家 とも呼ばれます○
「アニメの音響監督」は声優さんやスタッフと力を合わせて作品を作り上げる過程で、指揮者の役割を果たしていて
その人の一言で作品の方向性が変わったり、感性でキャラクターが変わってきたりもします(/・ω・)/
(もちろん監督の意向なども取り入れてバランスを見ています)
そのためには、よい接着剤である必要もあるし、よい仕切り屋である必要もあるし、よい触媒である必要もあり、
声優ではないけれど声優の気持ちや表現がわからないといけないというところで
元声優や、役者の人、それかアニメ制作会社の人がいつの間にかなどもたまにありますが
声優より段違いで数が少なく狭く門となっております(/ω\)
音響監督になりたい!どうすればなれるの?
音響監督になる場合は基本的に音響制作会社に入社する必要があります○
簡単に言うと音響監督というのは音響制作会社の社員であることが多いからです(/・ω・)/
またフリーでやられている方でも1度は音響制作会社に入られそこで先輩の監督の弟子というような感じで
おつきをしたり経験を積んだ場合に代行したりして、最終的には音響監督として自立をするというのが
一般的な流れになります(/・ω・)/
音響制作またはミキサーを経て音響監督にという感じでしょうか?
監督とミキサーは常に同じ宅に並んで座り、監督の指示のもとミキサーは動かされていますからね!
ですが音響監督になりたいという方だった演技の勉強をしたり
監督の指示の出し方などを学んだりするのですが学びたいと思ってやっていない人がやらされて
あまりいい監督にならないことも多いです○
というのは、機械のノウハウなどは豊富なのですが、取材体験や制作体験がないために、番組に深みを出せないので。。
例えが正しいかどうかはわかりませんが、ピアノの調律師が心に響くようにピアノを弾けるでしょうか。。
テクニックをせっかく豊富に知っていても、使い方を知らない、
もしくはテクニックに振り回されてしまっている方が見受けられるようなってしまう
というより正式に音響監督という部門の仕事がないので
そんな中から感性があり、認められたり役者を育てたりすることができる人が
現在活躍している両手で数えられるくらいの一握りの監督さんたちになります○
音響制作会社に入るには?
基本的には普通に就職をするということになるのですが
まぁ音響制作会社の社員さんって高学歴で、一度大手広告代理店にいたとかの話結構多いんですよね~
(声優さんが一般人というのは基本的にこんな感じの高学歴の方たちですw)
なのでまずはいい大学
早慶上智、少なくとも関東だとMARCH、関西だと関関同立、九州だと摂神追桃などの大学は出ておきたいところ
まずは大学受験の勉強からですね!
それかもし転職ということであれば、音響関係の仕事
または音響監督の仕事がら初対面の人とコミュニケーション能力が高い仕事、
それか現場を仕切らなければいけないということで、人のことをまとめる仕事をしていた、
それかサークルなどで部長をしていたり、プロジェクトを任されたことがあるなどのことがあるといいですよ○
声優から音響監督への道
声優として成功してから音響監督になるひともいますね!
歌手がある程度売れたら、作詞・作曲・プロデュースを手掛けるようなものでしょうか??
代表の人でいうと辻谷耕史さん(犬夜叉の弥勒 ) や塩屋翼さん(スラムダンクの宮城リョータ) が有名でしょうか?
しかし、これは声優としてまず成功しなければならないので、相当な難関だと思います。
大体の声優さんはまず声優業で手一杯ですしね!現在だとあまり聞かない方法かもしれませんね!
結局は人とのつながりで話が来る
このほか、劇団出身のひと、映画から来た人、
最近ではゲーム業界からのひとなどいろいろ道はあり、現在は一つの方法でなるという人はいません○
要は、「どのようなアニメーションを作りたいか?」というビジョンをはっきりしっかりと
持ち続けられるということが大切だと思います。
こうしたい!ということがはっきりしていれば、
あとはそれぞれの専門家(声優さんなり、ミキサーなり、効果さんなり)に頼めばいいのです。
もしかするとチャンスがあるしキャリアもつく仕事
現在音響監督になるための宇原座的なので行くとTV局か制作会社の社員になることがあります○
いまはネットに押されてTV業界は冬の時代ですが、
TV局の制作局のディレクターになるか制作会社のディレクターからアニメの音響監督になるという道があるときもあります○
最初からアニメの監督にはなれませんが、いろいろな番組を制作する過程で、
多くの人と出会い、感動を知り、様々な演出方法を学び、器材の名前や扱い方を学べます(/・ω・)/
サラリーマンですから異動がありますが、そのたびに希望を聞かれますし、
あなたが本当にアニメ音響監督になりたいのならば、そのたびに自分の希望をはっきりと表明すれば、
少しづつ「アニメの音響監督」への道は開かれると思います(‘ω’)ノ
アニメといっても、別に特殊なジャンルではなく、一般の番組を制作してきた蓄積は必ず生きてきますしね!
いい一般番組が作れれば、いいアニメーションが作れるでしょう。
アニメだけに必須な特殊なテクニックはそんなにはありません。
音響監督の年収はバラバラ
アニメの音響監督の年収は声優業界1の割がよく収入が高い仕事として有名です○
いや実際は収入が高いわけではないのですがほかのアニメ関係の仕事の人より割がよく時間効率が非常にいいんです○
僕の知っている音響監督は中野からちょっといった高級住宅外で家に収録ブースを持っていて
焼き肉なども叙○苑に連れて行ってくれたり、
またある監督は横浜の一等地に家を持っていたなんかしたり。。。
その影響としては音響監督をできる人材がアニメの本数の割には少ないことと
またアニメだけでなくボイスドラマや海外ドラマなどの監督もできるというところで、
仕事の数に対し人材が少ないので余裕があるわけです○
料金単価としては
TVシリーズの相場ですが平均で15万~18万円 、
それを週2~3回やるという感じだと軽く100万円くらいが月収になり
年収になると1000万円~2000万円くらいが入るわけですね!
超売れっ子の声優さんの絶頂期くらいの収入が安定してはいるわけです○
まとめ
音響監督という指揮者は感性があり、人を理解し、
相手の望んでいること、相手を最大限生かす方法など、
収録現場での社長さんみたいなものですね!
自分がぶれれば現場もぶれる。
その指揮者としての役割に関しての年収や収入に関しては料金的には割がいいように見えますが
その内容自体は1回ごとにうまくバランスをとったりしてなかなかストレスがたまったり
頭を悩ませたり
収録を編集するので徹夜したりと結構大変です○
音響監督をやりたい場合は経験豊富にいろいろ学んで楽しんで、勉強するのが一番なのかもしれませんね!
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