アニメ業界研究!現状の仕組みや売り上げと利益や今後は崩壊?

アニメの力が何となく世界を巻き込んで大変なことになっている?

といわれる日本ですが、

確かに国内でブームになっていますがそんなになのでしょうか??

ということで今回は「アニメ業界研究現状の仕組みや売り上げと利益や今後は崩壊?

これからのアニメ業界などについて調べてみました!

 

アニメ業界の研究白書?過去最高2兆円規模になったらしい

ハセツ良いとこ、一度はおいで(*‘∀‘)!

今回は昨年一番面白かったユーリのヴィクトルをトップ画像にしてみたのですが、

 

まぁ最近ニュースでも町でも地方でもアニメアニメアニメと2次元になりかけてしまうほど耳タコですね!

それもそのはずで、2016年のアニメ産業は過去最高の2兆円規模になったということで、

2兆円だとどれくらい??と思われると思いますが、

 

君の名はの経済効果が185億円ということで、

その約10倍の効果があるということですw

 

アニメ映画や聖地巡礼ということで話題になっていましたがそれだけではなく

普通に放映されているアニメに関してもそれくらいのお金が動いているということがわかりますね!

 

でもそもそもアニメ業界はどんなところで儲けを出しているのでしょうか?

ということでアニメの利益のもとを調べてみると

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  1. グッズ販売
  2. 海外
  3. コラボカフェとか舞台
  4. テレビ
  5. ビデオ
  6. ライブ
  7. 配信
  8. 映画
  9. 音楽

という順番らしく、やはりグッズがトップですが、2位がなんと海外に動画輸出ということで

国内だけでというよりは世界を相手にしてどんどん成長していっているみたいですね!

何となく日本がアニメで認知されている理由がこれでわかりました~w

 

海外の動画サイトが大儲け?アニメ1話の値段が

そんな海外出の動画を売って利益を得ているのがアニメ産業の実態なわけですが、

アニメ1話の値段がいくらなのか調べてみたところ、

なんと1話3500万円で取引されているらしい です( ゚Д゚)!!

 

ええ~!?3500万円て1クール分かったとしたら

3500万円×12本=4億2000万円( ゚Д゚)!!!

 

高いw

しかもそれらはTV放映ではなく基本的には有料動画サイトで購入されるらしく

月額500円でとか最新話字幕付きでいくら!とかでユーザーは見ているらしく

そこで利益を海外は設けているみたいですね。。。

 

その中でも特にすごいのが中国で

愛奇芸(アイチーイー)と騰訊(テンセント)という動画の有料会員がそれぞれ2億人ずついるらしく(4億人か。。)

それぞれの他社と差別化するために大ヒットするかわからないアニメを買って配信しているらしいです。

 

中国といえば色々ともめてる印象しかなかったですが、

業界単位で見るとすごくいいお客さんということがわかります○

ニコニコ動画とかでライブで見ることがはやっている日本ではイベントをつけないとDVDやBDは売れないといわれていますから

そこを補てんできる先として海外動画配信がメインになっているのがわかりますね。

日本のアニメは海外に支えてもらっている!

 

アニメーターが儲からない理由とは?ジャパニメーション終了直前?

過去最高の利益を出しているアニメ業界!

しかし国内でいうアニメ業界はブラック中のブラックといわれており、

声優もそうですが特に言われているのが製作さんたちは本当にひどいといわれており

一番新人を取る動画での新人時代の年収は111万円と月収20万円にも届かない事態になってます。

 

ある製作会社さんの求人内容を見てみると、契約社員で1日の勤務が8時間以上の日給制で

休日は隔週土曜日と日祝日で月給20万円ということみたいで。。

1日1万円も行っていないことがわかります(;´・ω・)

 

こんな事態なわけでどうにもこうにも新人さんは仕事を続けられず、

若い方が育たないというのが現状みたいですね。。。

でも市場規模が上がってるのに給料が増えないのでしょうか??

 

現場にお金が来ない理由は製作費不足

実はアニメの製作費は20年前から1話1500万円~2000万円で作成されており、

今まで作成してきたというのが業界の古きしきたりでした。

 

しかしここにきて問題が出てきたのは、

「資金は変わらないのにクオリティを上げなくてはいけなくなった」という問題です。

普通仕事ならできることやサービスが上がったらそれに伴って支払ってあげることがお互いのwinwinの関係ですが

 

アニメの場合はお金は出せない、でもクオリティは上げてくれというのがテレビ側の希望で

その工程が変わらないのに現在も作成方法は20年前とほとんど変わらない手作業がメイン(だからこそのクオリティですが)

時間と手間をかけて作るというのは変わらないですが、アニメの本数は増える、しかし給料が安いのでやりたがる人が少ない

 

残った少数の人たちで作成しなくてはいけない。

アニメの本数と働き手の数が反比例しているため納品に間に合わないという事態になってしまうわけです。

 

声優になりたい人はたくさんいるのに、製作の人数が増えずアニメの本数が増える。

このバランスの悪さで今までヒット作を大量に作れていること自体が異常みたいですね(;´・ω・)

 

アニメって結局誰が儲かってるんですか?

アニメの利益はどこに消えてしまっているのでしょうか??

上の図でも出てた通り海外は有力なビジネス相手でしたがそこではなくもう一つ儲けのメインになっているものがありましたよね?

それは物販グッズ販売になります!

それの儲けをしっかり受けているところは

  • 広告代理店
  • テレビ局
  • 商社
  • ビデオ会社
  • 玩具メーカー
  • 出版社
  • 動画配信サービス

というコラボ品を作成したり版権を利用してイベントを開いたりするところだけががっつり儲かっているということですね!

 

製作費を増やさなくてもクオリティが上がっていると勘違いしている会社が多いため結局

製作会社の方には今までの予算しか来ない。。。矛盾螺旋してる(;´・ω・)

 

アニメ業界の異端児集団「コミックス・ウェーブ・フィルム」とは?

そんな業界の常識に風穴を開けたアニメ制作会社が存在するんです。

それはコミックス・ウェーブ・フィルムという制作会社です

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このロゴ見たことあると思うのですがもっとわかりやすいのはこれですかね!

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またこれか。。。

と思う人もいますが新海監督作品すべてがこのコミックウェーブフィルムの作品なんですね!

 

でこの会社何がすごいのかというと

実はこの会社の川口典孝社長が新海監督のために設立された会社 で、

劇場配給からDVD、BD販売まですべてをこの会社だけで行っており、

利益を総取りできる仕組みを取っている という、アニメ業界ではありえないスタイルの会社さんなんです○

【聖地巡礼に関しては版権とかで利益得ているのではないでしょうか??(口噛み酒とか??)】

 

これにより1回ごとのヒットで利益を増やしたり、ヒットに伴い版権利用で利益を得たり。。

アニメ製作の理想の形がとられている会社さんなんですね!

 

この安定感こそが作品のクオリティを高めさらなるヒットを呼び込むという仕組み。

新海監督作品は数年に1本での製作ペースですが、次回の時は出資したいという会社さんもかなり出てくると思いますが。。。

そういうのは断るんですかね??

 

何はともあれ、アニメ業界の改革の一翼になってくれそうな成果を出してくれたのが実は「君の名は」だということがわかりますね○

しっかりした資金と人員があればこんなヒットも埋めるということがわかれば

製作委員会も資金的な考えを改めて、制作側に資金がしっかり回ってくる??

 

アニメの聖地巡礼で地方にも経済効果でがっちり!

聖地巡礼の経済効果に関してはこちらの記事で書かせていただいておりますので参考にしてみてください!

アニメの聖地巡礼って経済効果どれくらい?今後のアニメと地域活性化!

 

「ところざわサクラタウン~COOL JAPAN FOREST~」角川×所沢でジャパニメーションの聖地作成中

ついでといっては何なのですが、東京オリンピックに際してなのか

角川さんが埼玉県の所沢にアニメのエンターテイメント施設を作成するプロジェクトが進行中 なのはご存知でしょうか??

(うちから徒歩20分くらいの所にできるので1年くらい前から噂になってました(^ω^))

その名前はところざわサクラタウンという名前でまだ構想だけみたいなのですがすでに土地なども工事に入っているみたいですね!

国内外のポップカルチャーファンに対し、アニメやゲームに関するイベントや 2.5 次元舞台を提供するイベント会場、
ポップカルチャーに関する企画展示を行う展示場、ポップカルチャーに特化した物販、
大好きなコンテンツに囲まれて宿泊するホテルなどコンテンツと融合させたリアルなサービスを提供します。

「君の名は。」の大ヒットにより脚光を浴びている聖地巡礼やアニメツーリズムは日本の新たな観光資源として成長するものと考えられ、
そのようなマーケットの動向を見据えながら、
一般財団法人角川文化振興財団が建設する「角川ロックミュージアム(仮称)」とも連携し、
KADOKAWAが新たに起ち上げるインバウンド事業の拠点としてジャパニーズポップカルチャーの魅力を世界に訴求してまいります。

引用元:(カドカワ㈱IR資料)㈱KADOKAWA による新規プロジェクトに関するお知らせ

ということで最近だと360℃シアターとか流行ってますけれど2.5次元舞台とか(ダンガンロンパとか弱ペダとかテニミュとかのこと)

のネルケプランニングさんの十八番ステージとかが作成されるみたいですね!

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所沢。。言っちゃ悪いですが自然が豊かなのであまり汚れないでほしいな。。(;^ω^)

 

まとめ

今回はアニメ業界の研究ということで調べてみました!

現在のアニメの勢いを衰えないために必要なことは何か?

それはしっかりお金を回すことですね!製作委員会側もですが消費者側もしっかり回さないと

日本でアニメ作って放映は海外だけ、日本には有料配信だけ・・・

ということにもなりかねないですので(`・ω・´)

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