今回はハウルの動く城の都市伝説が怖いということで調べてみました(/・ω・)/
ハウルの動く城の都市伝説
「ハウルの動く城」はダイアナ・ウィン・ジョーンズさんが1986年に発表した「魔法使いハウルと火の悪魔」が原作の
ファンタジー小説が原作となっている作品。
宮崎監督の手によってアニメ化されるまで知らなかったという人も多いと思いますが、有名な作品です。
映画で完結してはいるのですが、
映画では語られていなかった部分で「ちょっと腑に落ちない。。」と感じてしまう人もいると思います。
では映画では語られていなかった設定はどんなものがあったのでしょうか?(/・ω・)/
ソフィーは魔法は使いという都市伝説
ヒロインのソフィーが実は「言霊の魔法使い」だったというのが原作の設定であります。
原作ではソフィーの言葉はものに命を吹き込むことができ、
荒れ地の魔女の魔法で90歳のおばあちゃんにさせられたと映画ではなっていますが、
原作ではソフィーの帽子にかぶると90歳のおばあちゃんになるという魔法をかけてしまっていたという設定です。
映画ではソフィーが初めて城に入った時にカルシファーは「魔法使いなら城には入れない」ということも言っているため、
魔法は使えないと思われますが、
ラストでは弱っているカルシファーが元気になるシーンがあったり、
「ソフィーなら大丈夫」などとセリフを残しているため、
語られてはいませんが設定は残されているのかもしれませんね。
映画では荒れ地の魔女にかけられた「気持ちの年齢」が体の年齢になるという呪いになっており、
サリマン先生の所でハウルをかばう発言をしていると急に若くなったり、
ラストの方では白髪ではありますが、体だけは元の年齢に戻っているシーンなどあるのはそのためです。
ソフィーの元ネタは原作者の牛乳アレルギーだったから?
荒れ地の魔女の呪いが90歳のおばあちゃん(心の年齢を反映)にする呪いをかけてソフィーがいきなり歳をとりますね!
実はこの歳をとる設定は作者の
ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんが牛乳アレルギーで、
牛乳を飲んだ後、体が変化してしまったことからヒントを得た様です!
体が変化したらそれに驚いて治そうとするのが普通ですが、そこから作品のヒントを得れるといことがわかりましたね!
悪いものも見方を変えればプラスになるみたいです!
原作に戦争シーンはないのに追加した
映画ではハウルは戦争に向かうための城から黒い扉を開いて飛び立ちますが、
原作では戦争の設定は全くなく、ナンパをするためだけに飛び出していくという設定ですw
映画の冒頭で出ていた「ハウルが若い女の子の心臓をもらう」という設定は原作ですが、
そのセリフ以降ハウルはソフィー以外ナンパをしていないので、原作とは大幅に違っているんですねw
映画も原作もゴールは老婆になってしまうソフィーとハウルの恋で終わるので、
スタートとゴールぶれなければ物語は完結するのがわかりますね!
ラストの絵コンテで「とはいえ戦はすぐには終わらない」と書き込みをしている
ラストではカブが隣の国の王子様の姿に戻れて、
ヒンからの連絡でサリマンも戦争終結の方向にもっていくということを言っていますが、
ラストのシーンの絵コンテで宮崎監督は「とはいえ戦はすぐには終わらない」という書き込みをしているそうですw
宮崎監督は戦が好きなのかもしれませんね。
ソフィーが自分に自信がない理由とは?
ソフィーは帽子屋の店長を義母から任されているのですが、
妹のレティーからは「しっかりしてよお姉ちゃん」と言われたり、自分で自信がない発言が所々でありますね!
実はこれはイギリスの童話の王道設定で「長女は運が悪いというのが当たり前」という設定らしいです。
確かにレティーは器量よし、要領よしでカフェ看板娘をしていますが、ソフィーは日陰な印象ですね。
サリマン先生は実は男
ハウルの先生として登場したサリマンですが、原作ではハウルと同級生の男として登場しています。
先生にしたほうが都合がよかったの??
ハウルのナンパは心臓を探した代償行為
原作ではハウルがナンパをしているのですが、
その理由はカルシファーに与えた心臓の代わりを探すという目的があるみたいです。
しかしなぜか若い女性の心臓だけを狙い、原作ではソフィーの妹にもナンパの手が及び、
ソフィーはのぞき見をしに行くというシーンがあります。
しかし実際に心臓を奪ったいりはしないです。
城を動かす理由はナンパした娘に追いかけられるから
ハウルの性格は自由奔放で飽きっぽく、その容姿からナンパした女の子は数知れず、
心臓は奪わないけれど心は完全に奪ってしまいます(泥棒さんですw)
しかしその飽きっぽさゆえに虜にした女性には興味がなくなるという小悪魔ぶり。
戦争や魔女から逃げているのではなく
女性から追っかけられてしまうため城を動かすしかない のが本当の理由みたいです。
犬のヒンのモデルは押井守監督
サリマン先生の所のスパイ犬のヒンですが、モデルは犬のことで論争となったことがある
攻殻機動隊で有名な押井守監督らしいです。
何となく目が似ている???
カルシファーは火の悪魔じゃなくて星の子
子供のころにハウルの心臓を得たカルシファーですが、
元々は星の子で、ハウルに拾われなければそのまま燃え尽きてしまうところでした。
しかしそれをかわいそうだと思ったハウルが自分の心臓を与えて火の悪魔としたのが2人の関係の始まりですね!
ハウルの動く城はもともと細田守監督の作品だった?
ハウルの動く城は実は宮崎監督ではなく、サマーウォーズなどで有名な細田守監督が作っていたという都市伝説があります。
細田監督版ハウルは2/3まで完成していたといわれていますが、監督の母親が脳梗塞になってしまったため突然降板したと発表はされていたみたいです。
しかし宮崎監督と細田監督の間には以前問題?があり、
スタジオジブリの入社試験を細田守監督が受けた際に、
予想以上の腕から宮崎監督は細田監督を受け入れないということを手紙で伝えたということが言われています。
その結果細田監督は東映の作品を手掛けることになったのですが、
その時同様、細田監督版ハウルを見たことで、何かを感じた宮崎監督が一旦白紙にしたという噂もあるみたいです。
細田守監督の作品
ハウルとソフィーは原作では死ぬ
ハウルの動く城は全3部作でているのですが、続きの話しで、2人は結婚をし、子供も授かります。
しかし最後の3作目で2人は死んでしまうという結末。
人は最後は死んでしまいますので、結ばれただけでもハッピーエンドなのかもしれませんね。
ジブリの都市伝説シリーズ
まとめ
今回はハウルの動く城の都市伝説についてご紹介させていただきました!
都市伝説と言いますが、実際は裏設定のこと。
公式設定はただの設定になりますが、裏設定はその作品に隠された本当のメッセージがわかるような気がして面白いですね!
コメントを残す