声優を目指す場合に大事なのは滑舌や声量もありますが、なんといっても発音ですね!
その中でも難しいと感じる人が多いのは母音無声化ですね!
ではどうすれば克服できるのでしょうか?
「母音の無声化」とは?
自分自身の体験で恐縮ですが、アナウンサーになりたての時の研修(夜に入ってから行われた特訓でした)
でこのようなことがありました。新人は全部で18人。
『「物質」ということばを端から順番に言ってごらん』と講師に言われました。
一巡して、もう一巡。5人ほどが繰り返し、発音を直され、そのうち一人が徹底的にやり直しを命じられました。
自分は何となく発音の違いはわかるものの、はっきりとはわかりませんでした。
それが「音の無声化」の練習でした。
これは元アナウンサーさんの無声化の実際の体験ですね!
例えば部室を発音で表すと
BUSHITSU (無声化)と BUSHITSU(有声)と発音するかの違いです。
感覚的に言うと「し」や「つ」などのをはっきり発音しないかするか、
無声化とは「あ、い、う、え、お」を母音をはっきり発音しないかするかということです。
無声化と有声の使い分けは日本語をきれいに聞かせたりするときにはかなり重要になってくるものなので
しっかりマスターしておきたいところではあります(/・ω・)/
関西圏の人たちが苦労する「母音の無声化」
関東の人とかは特に気にしていなくても私生活で自然とやっているので特に言われないのですが
関西出身の方にはけっこうつらいらしく、気質や方言などで有声で発音するのがほとんどなので、
けっこう悩まれる方も多いみたいです○
僕は関東なので意識したことはないですが友達が結構悩んでいましたね。
友達は大阪出身の女の子でめちゃくちゃ元気がある、まぁ肉食系な感じの印象だったのですが
パワフルすぎてすべての言葉に力がこもっている感じでしたね~。。
男の子の声やりたくて声優やりたいといっていたので力強くあろうとしていたのかもしれません(/・ω・)/
無声化のコツは力を抜くこととボイスレコーダー
母音の無声化をするものとしては
「き・く・きゅ・し・す・しゅ・ち・つ・ちゅ・ひ・ふ・ひゅ・ぴ・ぷ・ぴゅ 」
になるんですが注意されたりダメ出し食らう人は大抵
- 力を抜け
- 意識するな
- 声帯を使わないで発生する!
月影先生みたいな講師の方多いんですよね~。。。
でもここでいうのも何なんですけど講師の方も役者なので自分の感覚でものを言ってしまい
生徒にあった教え方かそうでないかといえばやっぱり向き不向きがあるんですよね?
では実際はどうなのか??
それになるともう「自分の耳をそれに合わせるしかない!」
としか言いようがなくわざわざレッスンでやるから逆に意識しすぎてできないという人が多いんじゃないかと思います○
ではどうするか、
ボイスレコーダーを使ってください○
養成所に通うなら必需品といわれるくらいよく使うのがボイスレコーダーですしね○
といいつつ当時はボイスレコーダーはお金なさ過ぎて買ったことないです(´・ω・`)
当時のガラケーの音声機能を利用していました。。。
でも今ならiPhoneなら余裕で高音質の収録ができますしそれで十分かと思います○
それでひたすら聞いて、ひたすら練習して聞いてを繰り返すのが一番早いですね○
僕の場合は滑舌が死ぬほど悪かったので録音してみてリップノイズとかさ行の空気があったら
滑舌やり直しとかやってたので滑舌3時間とか普通にやってましたねw
できているときの感覚を体にしみこませる
病は気からではないですが、1回できないといわれると
コンプレックスになってしまいますよね?
でもそれを克服するとなるとやはり相当努力しなくてはいけません○
ですがあなたはできないわけはないんです、というかほとんどの人は間違いなくできます。
ただできているのがいつかがわかっていないという場合は非常に多いです○
家では、バイト先では、好きな人と話しているときはできる。
できるタイミングは人それぞれですが、基本的には「リラックスしているとき」
というのがキーワードになります○
リラックスした状態で軽く練習をしてみると1回くらいは確実にできます
そのできた時の感覚を再現するというのを繰り返すことができるようになる秘訣です。
結局は反復練習しかない
無声化のコツ、滑舌のコツでどうすればいいのかなんてもう練習して体に覚え込ませるしかないんですよね?
養成所の発表の場でできてもオーディション時、収録時にできないなんて1度もできていないのと同じことなんですから○
そして反復練習ってその滑舌ができるとか無声化ができるとかのほかにも福利的なものがついてきて、
僕の場合は滑舌だけでなく発生も同時にやっていたおかげで、ロングブレス得意になったりしましたね○
大声も出て叫ぶセリフなども言いやすくなったり。
ゴールはいずこ?
反復練習はつまらないですが自分の土台がしっかり固まるのはやはり反復練習、
しかしそこのゴールは基本自分で見定めなければいけないので、
練習時間も限られてるということで、できるようになるまでは本気でぶっ壊れるくらいの情熱を注いで練習したほうがいいです○
おすすめはできないときは1日3時間はそれをやり続けるということです。
これは物覚え悪い僕がやった場合なので、あなたなら1時間30分くらいでいいかもしれませんね!
一つ忘れないでほしいことは、
周りができていて自分ができていないことが1つでもあるならあなたは声優にはなれません。
逆に周りができないで、あなたができることがある場合あなたは声優として活躍できるということです。
目指すなら一時も休むとかは目指すのやめてから言ったほうがいいですよ(=゚ω゚)ノ
本気で声優になりたい場合のおすすめ記事
→アニメ版おすすめオンデマンド比較一覧【自宅でできる声優演技の練習方法】
→社会人でも声優になりたい!声優を目指す時に知っておくことまとめ
まとめ
ということで今回は無声化についてご紹介させていただきました!
未だできないという人は死ぬ気で練習したほうがいいくらいの基礎なので
寝る間を惜しんで練習しちゃって次の時みんなを驚かせてしまいましょうw
コメントを残す