もはや日本の一大文化として世界に打って出ることができる車や駄菓子、
繊細な技術などに続くアニメや声優という文化。
しかし利用しているだけでその実態はどれくらい効果があるのか?
今の日本にはどんなものなのかというところは詳しくは知られていません○
今回は声優、アニメ業界の市場規模などについて調べてみました!
一大産業のアニメーション
声優業界市場独自の客観的な数字は統計がとられていませんので、まずはアニメ業界の市場を見て行きましょう(/・ω・)/
アニメ業界の市場には、ユーザーが支払った金額の推定である広義の「アニメ産業市場」
そしてアニメ制作会社の売上合計である「アニメ業界市場」のデータの2つが統計としてあります。
そしてこの2つのデータでは
ユーザー、ファンがアニメ産業に支払った料金が2015年で約1.5兆円
アニメ制作会社の売上合計が約2億円とのこと。
1.5兆円。。。(; ・`д・´)あれだけグッズ売れない売れない行っててそんなに売れてるのか。。
これは確実に産業としての存在感はありますね!
しかしこのファンからの支払いには
- TV放送
- アニメ映画
- DVD
- 動画配信
- アニメグッズ
- 音楽
- 海外アニメ
- パチンコ
- パチスロ(スロット)
などなどの売り上げの合計なんです。
アニメ声優業界の伸び株はパチスロ!?
上の項目の中でもバランスよくみんな均等というわけではなく順位はあります、
上の中で特に目立つのがパチスロで、2500億円となっているみたいです(; ・`д・´)
パーセンテージでいうと2割弱がパチスロ系で占められるので、好き嫌いはあるでしょうが、
パチスロなくしてアニメ産業は成立しなくなっているというわけです○
これを見ると声優から見た場合でもいかにパチスロの収録が割がいい仕事なのかということもわかってしまいますねw
足を引っ張っているDVD、BD
問題なのは。。。まぁみなさんよく嘆きの声で上がってるのを聞くと思うんですがDVDやBDの売り上げです。
DVDなどビデオグラムパッケージの売れ上げが1000億円前後で売り上げの10%にも満たなくなっているので、
書籍が売れなくなったのと同様、コンテンツ産業も大きく変わらなければならない局面を迎えているのかも知れませんね( ;∀;)
イベントの先行チケットとか入れるとちょっとは変わってくるのかもしれませんが。。。
声優やアニメ制作会社関連会社の嘆きはこれが原因!
そして実はもっとおおきな問題が、この数字から読み取れます!
上のアニメ業界市場が2つあることを書いたところで気付いている人もいると思うのですが
アニメ関係に払ったお金が1.5兆円 あるのにもかかわらず、
制作会社は2億円しか売り上げていないのです。
ほとんどのお金どこ行った!?時になるところなのですがそこまで詳しいことはわかりませんでした。。
が、このかけ離れた数字に、アニメーターたちの薄給や声優さんたちの低いギャランティの正体が見えてきませんか?
見える化してしまうと、
アニメファンが払ったお金は、放送局や出版社やグッズ販売店や事務所やもろもろもろもろに中抜き
(ようするにピンハネ)されているのです。
それも相当な料率でされていると思います。そうでないと、1.5兆円と2億円との開きの説明ができないんですよね。。。
実は表で頑張っている人たちより本当にアニメを楽しんでいる人たちはそういう方たちだけなのかもしれません。
後は搾取!
縮小する声優業界
アニメ産業が確立したなかで、「声優さん」そのものの業界は縮小傾向にあるのはご存知でしょうか?
理由は簡単で芸能人やタレント、有名人がどんどん参入してきたからです。
本職である声優さんの仕事が奪われているのです。
ただ、見方によっては声優さんもタレント化しているので、
お互い様というか、ボーダーレスになってきたと言ってもいいのかも知れませんね!
しかし、長編アニメなどはやはり声優さんでないとクオリティが保てないと思います。
声だけで勝負できる声優さんと、体全身を使って勝負する俳優さんやタレントさんでは、やはり力の差があるんですよね○
話題をねらえば、派手な有名人を起用すればいいですし、
現在のアニメはリアルを追求するターンが来ている時期なので俳優さんの起用が増えているのは間違いありません○
しかしのちのち残る作品を制作しようと思ったら、時の流れに風化されない実力のある人を起用するのがいいと思います。
まとめ
今回は声優とアニメ業界の市場規模についてご紹介させていただきました!
今のところ、アニメーションならば「声優さん」が担当するのがいいと思います。
現在のアニメ業界の人手不足やクオリティの下がる傾向はこういう隠れた何かが原因ということがわかりましたね!
また声優さんの仕事は限られてはいますが、
声のバリエーションを増やす努力などのしっかりとした訓練を積むことがなお一層重要な時代に張ったのではないでしょうか?
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